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アップサイクル

生まれ変わる廃材たち

PC上で設計したデータをもとに、アップサイクル家具の試作に入った。

流線形にカットされた足と、丸い天板のテーブルだ。

完成イメージ

捨てられるはずだった廃材は、廃材というには躊躇ってしまうほど綺麗な状態だ。

足となる箇所。それぞれのパーツを蝶番で繋いでいく。
放射状に開き、 そのまま閉じて収納できる構造だ。
丁寧にやすりがけされた天板。その手触りはおよそ廃材だとは思えない。

乱雑に積み上げられた廃材が新しい形へと生まれ変わっていく。

その度に木材は生き物なのだと実感する。

魚や肉や野菜がそうであるように、木材も余すことなく使うべきだと思う。

このプロジェクトは本当に難しい。

だが、今やるべきことだ。

小さいことから、一つ一つ。