「玄関に虎がおったばい‼︎」
昭和初期から残る近代日本建築が生まれ変わるまで。
2022.1.1
「フォトウェディング」皆さんは聞いたことありますか?
思いもよらないコロナ禍で、ウェディング業界は多大な影響を受けた。
大人数を招いてのパーティは自粛する傾向になった。
そんな中で、見直されるようになった写真だけの結婚式=フォトウェディング
「写真だけ」というと少し引っかかる名前だが、結婚写真を撮ることはとてもとても大切なことだ。
みんな、実家のタンスの中を探してみよう。
お父さんやお母さん、はたまた、おじいちゃんやおばあちゃんの結婚式の写真が出てくるかもしれない。
その時に必ず思うはず。「あぁ、いいなぁ」って。
よく行く焼鳥屋のおばちゃんの結婚写真も見せてもらった。そのときもやはり「あぁ、いいなぁ」だった。
結婚式は出来なくても、写真だけは撮りたいと思う人は根強く残っているということは、僕たちにとって嬉しいことこの上ない。
コロナ終息の終わりが見えない悶々とした状況の中、みんなと何度もミーティングを重ねた(ソーシャルディスタンスはしっかり保とう)。
でた答えは、「ロブジェでもフォトウェディングのスタジオを作ろう!」
必然ともいえる選択だっかもしれない。
そんなこんなで、物件探しが始まる。早速気になる物件を発見。
「昭和初期から残る近代日本建築。迎賓館として使われていた。」
すぐに連絡し、社長が内見に行く。
帰ってきた社長の第一声は、
「玄関に虎がおったばい‼︎」
続く