フォトジェニー、爆誕。
春、白い壁が呼んでいた
ある日。スタジオの片隅に、ぽつんと広がる白い壁がありました。
「…なんか、ここ、つまんないよね」
そんなひと言から始まった“壁改造計画”。
まさか、あんなメルヘンな世界になるとは誰も知る由もなかった…

壁の主役を描くのは、弊社のデザイナーでありイラストレーターのさくらちゃん。
“フォトジェニーちゃん”というLOBJETのキャラクターを主役にしたイラスト壁画を制作することとなりました。

キラキラの瞳、風になびく髪、背景にはお花やリボン。
まるで“りぼん”や“なかよし”のページから抜け出したみたいなヒロインです。
3メートル×5メートルの壁との戦い
原画を描き終えたさくらちゃんは、いよいよ現場へ。
壁にプロジェクターでフォトジェニーちゃんを投影し、全体のバランスを確認。
「おお…でかい……」
予想してたはずなのに、いざ映し出された3メートル×5メートルのスケール感に、スタッフ全員ちょっと腰が引けます。


作業は上から順に。まずは脚立に登って、空や花びらの背景を塗っていきます。
「脚立の一番上ってこんなに揺れるんだ…」
「筆持ちながらだとバランス感覚もってかれる…」
「ペンキの匂い、クセになる…」
腕を伸ばしすぎて翌日から肩がバキバキになる未来が見えます。
下半分はしゃがみっぱなしで腰との戦い。
色を重ねていくうちに、壁の中のフォトジェニーちゃんが徐々に目を覚まします。


髪の毛の一本、スカートのひらめき、瞳のハイライト――そのどれもが少女マンガ的きらめきを巨大な壁に落とし込む緻密な作業。
近くで見るとただの色の塊だったものが、数歩離れると急に“キャラクター”としてこちらを見てくる瞬間は、作業している本人すらドキッとするほど。
そして地味に時間を奪うのが、微妙な色ムラとの格闘。
「このピンク、乾くと暗くなるな…」
「やっぱりもう一度塗ったほうがいいか…」
ペンキを混ぜ直しながら、昼休みを過ぎても筆は止まりません。
気づけば外は夕暮れ。


西日が差し込み、壁のフォトジェニーちゃんがオレンジ色に照らされるその姿は
まるで完成を待ちきれない少女マンガのヒロインのよう。
誰も口には出さないけれど、全員が同じことを思っていました。
「これ、絶対に映える背景になる」


スタジオの新名所、爆誕
ついに完成!壁一面に広がったのは、フォトジェニーちゃんのメルヘンワールド。
撮影に来たお客様が「かわいい!」と言ってくれました。
さくらちゃんの力作が、スタジオのシンボルとなりました。
これからもフォトジェニーちゃんは、ここでたくさんの物語を見届けていくはずです。
